ちょっと旅の相棒について
帰国の朝、AM7:00頃、インターホンが鳴った。
半目のままドアを開けると、ミエ嬢(天然)が2日振りのご帰還だった。
こうして文章にしてみると、一緒に旅行している相棒の不思議な行動がいっそう摩訶不思議に思える。何で一緒に旅行しているのにひとり朝帰りなのか?と(笑)
今回の韓国旅行は、コンビ芸人がピンで活動するのと同じような感じだ。そのおかげで、半分一人旅気分も楽しめたし。ぶっちゃけ本人は、プロの芸人より相当面白い素人だ。むしろセミプロ芸人といった御仁で、元スッチーのなんとも頼もしい旅の相棒なのだ。
身支度を済ませコーヒーをすすりながら、夕方のフライト時間までのプランを練った。とりあえず景福宮の10:00からの無料イベントに行くことにした。スーツケースはTOWER VILLEGEのオーナーから、明洞駅近くの空港バス乗り場で受け取ることにしていたので、いつものように鍵を掛けて出発した。
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こんな人は街にはいなーい。残念。 |
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景福宮(キョンボックン)
景福宮の敷地は広い。敷地内には池もあり大小の殿(建造物)があちこちにある。平日だったが、遠足らしく、小学生がうじゃうじゃいた。
興禮門の前で行われるイベントを少し見た後、王宮の中を見ることにした。
キョンボックンはソウルのもう一つの王宮・チャンドックンと違い、敷地内のアップダウンはほとんどなく歩きやすいところだ。遠くに見える山が王宮の背景に見立てれるのがいい感じの場所だ。
1時間近く王宮を歩き回り、昼前に鐘路3街でヒュンランと待ち合わせに向かった。
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興禮門 |
王宮の中にて |
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キンパブ、辛ラーメン
今回のソウル旅行で最後に食べた韓国料理が、韓国の巻き寿司・キンパブと真っ赤なスープのラーメン・辛ラーメンだ。立ち寄ったのは小さな定食屋だった。ヒュンランがプルコギ丼みたいなものをオーダーしてくれた。3つとも韓国でおなじみの定番料理とのこと。
プルコギ丼はシンプルにご飯の上にプルコギがかかった一品で、辛ラーメンは、キムチ味の唐辛子ベースのスープでコンビにでもインスタントが買える。個人的にそちぷのカナダ留学で思い入れがある一品だ。どういうわけか知らないが、海外で人気があるみたいだ。バンクーバーのホームステイ先で、スナック代わりに1ヶ月で1箱平らげたことがある。日本のラーメンと比べると、具も少ないが、なぜかはまってしまった一品だ。
キンパブは日本のおにぎり屋みたいに、韓国のところどころにあり、大抵は巻いているところをガラス越しに見えるようになっている。ハムやツナなど5,6種類の具が巻かれており、巻き寿司とは似てるようで違うが美味い。
3品でしめて1,300ウォン。安いし美味い。まさに韓国旅行のおいしいところ。
昼食の後は、明洞へショッピングに繰り出した。
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TOWER VILLEGEのチェックアウトサービス
昼の明洞は夜と違い、出店がなくてすっきりしている。
個人的に何か物足りなく映る。夜の街の方がおもしろい。
その明洞で1時間ほど買い物をすると、ガイド兼通訳のヒュンランと別れる時間になった。
See you againを交わして別れた後、荷物をピックアップするため駅近くのセジョンホテルに向かった。
セジョンホテルのロビーには日本人観光客がたくさんいた。なかなかいい感じのホテルだった。近くの個人商店で買った600ウォンの缶コーヒーを飲みながら、TOWER VILLEGEのオーナーが運んでくれるはずの荷物を待った。しばらくするとオーナーがバンで到着し、部屋の鍵と荷物を交換した。さらに少し待つと、空港バスが到着し、明洞を後にし仁川国際空港へと向かった。
TOWER VILLEGEはウィークリーマンション型のホテルで、料金もリーズナブルだった。特にチェックアウト時の荷物お届けサービスが便利だと思った。1泊50,000ウォン(2人)という値段帯の宿ではけっこう少ないサービスだと思う。2人以上ならオススメできるところだ。
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昼の明洞 |
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帰国
夕方の仁川空港は、予想以上に混雑していた。
搭乗手続きの列で20分ほど並び、ジャンプシート前(非常口の隣の広い席)を頼んでチェックインした。
仁川国際空港はセキュリティチェックをパスするとすぐに免税エリアがある。
ロッテ免税店の前にはヨン様の等身大パネルが置かれており、記念写真を撮る人がけっこういた。さすが冬ソナ人気といった感じ。カフェで反省会をした後、ミエ嬢より先の便に乗込み、一足早くソウルをたった。
機内に入ると、頼んだつもりの座席(すっちーの前)ではなく、すっちーの隣の席だった。注文の仕方をミスっていたのだが、アシアナ航空もそっくり注文に答えてくれたわけで。何はともあれ、サービスは今までで一番よかった。ぶっちゃけ、今まで同じ機内食しか食べたこと無かったのだが、この日は違うタイプだったのが一番の理由かもしれない。変な味した韓国ビールを飲み、コーヒーのお代わりもすぐに運んでくれたし、快適な空の旅となった。
こうして冬の韓国旅行を追え無事に帰国。
暖かくなったらまた行くかなと思いつつ家路に着いた。
話終
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ロッテ免税店まえのヨン様 |
アシアナ航空の機内食 |
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