韓国ソチプ旅行記episode2。ソウル・スウォン・江華島・DMZツアーの韓国旅行記。
 韓国旅行記 Day4 ソウル

大学路のウンコ像
大学路といえば、韓国の東大・ソウル大学が昔あった場所というわけで、アカデミックでお洒落な場所らしいけど、実はウンコ像の街。あったんだからしょうがない。実話なんだから。

ソウル観光の待ち合わせのためAM10:00まえ、恵化駅(ライン#4、駅#420)の3番出口を出て、すぐ目に映ったのはカラフルなウンコ像だったのだから、実際。歩道の上にデーンと高さ約1メートルのレインボーうんち、迷いなくそっこう撮影、ふふ。予想外の面白ろ発見だったが、肝心の待ち合わせメンバー(ヒュンラン&ミエ嬢)がいっこうに来ない。ウンコ像で喜んでいる間に、置いてけぼりか!?と、電話すると向こうがばっちり遅刻しやがっていた。

近くのFRESHNESS BURGERで朝食にハンバーガーを食べても、まだ時間があるので、次はSTARBUCKS COFFEEへと、朝から脱韓国モードに。

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歩道の上のレインボーうんこ
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FRESHNESS BURGER

STARBUCKS COFFEEのトイレ
恵化駅そばのSTARBUCKS COFFEEに行くと、トラベラー風の白人が何人もいた。店内だけ見れば、韓国語は聞こえてくるけど、外国のどこにでもあるスタバのようだった。

一番でかいサイズのモカを頼み、壁際のソファに腰を下ろしていると、ヒュンランとミエ嬢が登場した。それから3人でコーヒーを飲みながら今日の予定を相談したりして、かれこれ1時間が過ぎ、まず昌慶宮(チャンギョングン)へ行くことにした。

スタバを出る前にトイレに行きたくなり、階段を上がり2階にあるトイレに行った。階段を上がると、禁煙のサインがドアに張ってあり、中に入った。運良く1つ開いていたので、そこに入る。すると、外からコンコンとドアをたたく音が。入ってるよ〜と、中からコンコンとノックしなおした後に、外に出ると驚いたような顔をした女子大生風の女の子がいた。その瞬間思った、・・・間違えた。


ココ女子トイレだ、と。


だが、そこで挙動不審な動きをすれば、まさに変態。
狭いトイレ内の通路をすれ違うときに、どうぞと言うかのように、右手でトイレに入るようにすすめて、手も洗わずに出た。あえて言うなら、若干ヨン様スマイルを添えてみた。 こうして、一刻も早くスムーズに脱出しなければという危機的状況を巧妙に、なんとかやり過ごせた。 だが、忘れもしない。その女の子はトイレが開いたにもかかわらず、驚いたように立ちすくんでいた。

念のためにヒュンランとミエ嬢に確認すると、階段そばのドアはやっぱり女子トイレだった。
朝からウンコ像といい、今日のフォーチューン・プレイスは便所つながりか!?と。

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恵化駅の周りのオブジェのひとつ
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NOT スマイリー菊池
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昌慶宮(チャンギョングン)と宗廟(チョンミョ)
SARBUCKS COFFEEを出て、スペースシャトルが置かれた自然科学博物館みたいなところの前を歩き、歩いて昌慶宮(チャンギョングン)に向かった。

宗廟と共通の入場券(W1000)を買い、広い敷地内を歩いた。
一言で昌慶宮を言えば、広い寺みたいなところだ。朱色の壁・瓦屋根は日本のものに似ている。だが、青い模様を施したライトグリーンと朱色の組み合わせは、いかにも韓国っぽく綺麗なコンビネーションだと思う。 約1時間、昌慶宮内を歩き回ってから、隣接する宗廟(チョンミョ)へ行った。

ソウルにある2つのUNESCO世界遺産、その一つが宗廟だ。
文字通り昌慶宮と隣接している。歩き回るうちに、うっかりしていると昌慶宮にいるのか宗廟にいるのか分からなくなるくらい近い。 宗廟を一言でいえば、今はなきロイヤルファミリーを奉っている場所だ。普段は位牌を保管している朱色の扉は閉められており中は見ることが出来ないが、平等院鳳凰堂のように左右対称の造りのその建物は、超ワイド。敷地内は紅葉の木々で色づいており、リスの写真を撮るために待ち続ける人の姿もおり、なんかいい感じがしたところだった。

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スペースシャトル
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Korean Beauty
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昌慶宮にて(と思う)
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昌徳宮(チャンドックン)
宗廟を観光した後、時計はすでにPM2:00を過ぎていたが、ランチも食べずにソウルのもう一つの世界遺産・昌徳宮(チャンドックン)へ行った。

昌徳宮はソウルに数ある歴史的観光ポイントの中で一番人気だと思う。
景福宮(キョンボックン)と比べても、人が多い。実際、今回行ったときは、チュソクの頃と比べても明らかに多い。チュソクの頃は個人で自由に歩き回りながら観光できたが、ガイドツアーに参加しなければならなくなっていた。チケット売り場のそばにある敦化門のしたには、ツアー待ちする観光客が大勢待っていた。とはいえ、ツアーは頻繁にあるし、いったん中に入れば、自分の観光のスピードにあわせて前のツアーについていっても大丈夫だった。

進善門をくぐると、仁政殿がすぐある。
1グループ数十人の大群が、敷地内をぞろぞろ・のろのろと移動しまくっていた。 おかげで、写真が撮りづらい。Secret Gardenへと続く小さな石門を過ぎると、紅葉で真っ赤になった木々がたくさんあった。アップダウンのあるSecret Gardenの池の周りを歩き、再び敦化門に戻ったときには1時間はとうに経っていた。すっかり空いたお腹を抱え、とりあえず明洞にむかった。徒歩で。

だが、これがメチャ疲れた。ガイドのヒュンラン曰く「すぐ」とのことだが、軽く2,3駅分歩いたと思う。おかげで、遅めのランチ(というか早めの夕食)を食べに明洞ギョーザに到着した時は、めっちゃ疲れていた。

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昌徳宮まえの様子
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秘庭も今は昔、Secret Garden
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紅葉がキレイ
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明洞ギョーザ
韓国人の友人が口をそろえて「美味い」という店が明洞にある。
明洞ギョーザがソレ。明洞ギョーザは韓国風うどんのカルククスと餃子(マンドゥ)で評判の店だ。日本のガイドブックには載ってるかどうか分からないが、いつ載ってもおかしくない有名な店らしい。明洞には2軒あり、ヘトヘトに歩きつかれていったところはオリジナルの方だった。

小さい店構えだったが、中は意外と広い。なにより夕方前というのに混雑していた。ココはカルククスやマンドゥの味以外にも、たしか替え玉かライスが無料だったと思う。メチャクチャお腹が空いていたとは言え、1人前のカルククス(w5,500)はボリュームもあり、マンドゥをシェアして食べただけでも満腹になった。

ソウル滞在1日目にも北村カルククスで食べた韓国うどんだが、明洞ギョーザの味はどちらかと言えばラーメンに近い。テーブルで入れた肉味噌のせいかもしれないが、とんこつ醤油ラーメンの親戚みたいな味だ。それが美味い。メチャ美味い。すこし辛味があるあっさりスープに、きし麺みたいなうどんが絶妙にマッチ。日本から通販で買えたら注文するぞ、多分。

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カルククス(w5,500)
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明洞ギョーザ
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明洞のウィークリーマンション型ホテル GOシリーズ
カルククスとマンドゥでお腹一杯になった後は、明日からの新しい宿を探した。
明洞駅近く、ナムサンの麓にあるTOWER VILLEGEというウィークリーマンション型ホテルに電話してみると、すぐに部屋を見れるとの事。さっそく待ち合わせ場所の明洞駅3番出口に行った。迎えのワゴン車の窓から顔を出したのは、日本語がわかるオーナーのゴーというおっさんだった。通訳兼ガイドのヒュンラン、旅の相棒・ミエ嬢と車に乗り込み、さっそく部屋の下見に出掛けた。

ぶっちゃけ普通のマンションで、部屋自体はなかなかいい感じだ。
寝室、TVルーム、冷蔵庫・キッチンがあり、オンドルもばっちりOK。ミネラルウォーターもタオルもそろっていて1泊50,000ウォン。2人で割り勘したら、あの鐘路3街のボロ宿と同じ金額だ。決めたココに。無事に見つかってよかった。オーナーのゴーさん曰く、「ほとんど日本人ですよ、この辺りに住んでいるのは」と。実際、「こんにちわー」とゴーさんに挨拶してすれ違う人もいた。日本語で予約もできるし、明洞駅までも近く便利な宿だ。ただ、場所が微妙。駅からずーと坂道なのだ。けっこう急なので、スーツケース転がして上がるのはキツい。とは言え、実際は電話すればオーナーが車で迎えに来てくれるし、チェックアウトも荷物を運び出してくれるので楽だけど。この日は予約を済ませて、明日から入れるようにして終了。

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明洞ギョーザのマンドゥ(餃子)
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サンゲッタン
無事に明日からの宿も手配でき、明洞でヒュンランと明日朝会う約束をして別れた。
その後、ミエ嬢と向かった先は鐘路3街・・・のつもりだったのだが実は乙路3街。 気付くのが遅く、おかげで待ち合わせ相手のスーの姿も一向に現れなかった。 おまけに、ミエ嬢も別件が入り別行動することに。結局、1時間遅れでスーと約1ヵ月ぶりの再会となった。

鐘路3街でサンゲッタンを食べながら、友達のことや最近の事を話した。
サンゲッタンは一言でいえば、チキン丸ごとスープ。でっかい骨付きチキンの塊がどーんと入っている。薄味なので、食べるときに少し塩をふりかけるとちょうどいい味になる。スーによると韓国では8月の一番暑い頃、サンゲッタンを食べる習慣があるらしい。土用の丑とうなぎみたいなものか。そうこう話すうちに、あっという間に2時間が過ぎた。 PM9:00過ぎ、鐘路3街の改札で見送り別れた。その後、また仁寺洞キルをぶらつくことにした。

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サンゲッタン
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夜の仁寺洞(インサドン)
PM9:00過ぎ、夜の仁寺洞はほとんどの店のシャッターは下りているが、それでも少しばかりの出店は残っている。何より街灯が多く明るいし観光客もまだ歩いている。

ZEPHER BEANSの前から仁寺洞キルに入り、路地を適当にぶらついた。
千と千尋の神隠しの温泉街のように見えなくもない景色がいたるところにあった。
30分ほど夜の仁寺洞を散歩をし、明日の宿替えの準備のため適当に切り上げて安宿にもどった。

明日は宿替え。そしてミエ嬢の紹介でソウル大学の学生と会う約束だ。名前はジョン・ウー。響きがカッコイイ。楽しみだ。

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仁寺洞の路地にて
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