韓国ソチプ旅行記episode2。ソウル・スウォン・江華島・DMZツアーの韓国旅行記。
 韓国旅行記 Day3 水原(スウォン)

蚕室(ジャムシル)から
ソウル滞在3日目、この日はソウルを出て水原(スウォン)に出掛けた。
AM9:00まえに鐘路3街の安モーテルを出発し、まず待ち合わせ場所の蚕室(ジャムシル)駅に向かった。途中、地下鉄・乙文路入口(ライン#3・駅#330)で乗り換える時に次のプラットフォームに行くまで5分くらい歩いた。ソウルの地下鉄は移動に便利でタクシーより圧倒的に節約できるのだが、乗り換えで駅構内をけっこう歩くこともあり、意外と時間がかかる時がある。経験的に、鐘路3街の1号線と5号線の乗り換えは一番いい例で、10分くらい歩いたと思う。とにかく歩いた…。聖水(ライン#2・駅#211)で、いったん乗り換えでジャムシルに着いたときは、10時前になっていた。

ジャムシルでヒュンラン・ミエ嬢たちと合流し、バスで一路スウォンへ出発。 道中、窓越しに、単調な街の景色が続いて次第に田舎の景色が流れた。 ソウル滞在2日しか経っていなかったが、一同爆睡モード全開、ぐーぐー寝た。 あーよく寝たと、ポチポチ起き始める頃に、バスはスウォン郊外の韓国民族村に到着した。

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韓国民族村の入口
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無料のシャトルバス
スウォンの駅を往復する

韓国民族村
ソウルを出発してから約1時間半、正午まえの韓国民族村の前にはそこそこ人がおり、チケットを買う人が少し並んでいた。入場券(w1,000)を払い、チケットをもらい、ゲートをくぐると、そこは田舎の村のようなところだった。

予想以上に観光客が多い。ほとんどが韓国人の家族のようだった。
韓国民族村の敷地も広い。歩いてまわるだけで軽く1時間は必要だ。とは言え、実際は2時間はほしい所だ。韓国の村が再現されており、チョ・ガ・ジ(藁葺き屋根の家)やキ・ワ・ジ(富裕層が住んだ瓦屋根の家)などは始めてみる人でも楽しめるところだ。ダッシュ村よろしく、ヤギや牛もいるし水車小屋もある。

韓国民族村の面白いところと言えば、民族衣装きたスタッフがゴロゴロ歩いている事だ。街中では普通お目にかかれないので、それだけでも見る楽しさがある。実際、SBSで放送されるジャン・ギル・サンという時代劇の撮影も行われており、まるで京都・太秦の映画村。婚礼の格好で写真撮影しているカップルもいたし。

韓国民族村での食事も面白い。村の中にある野外フードコートは、昔の家の軒先で調理してくれるところだ。古きよき韓国の割烹着を着たおばちゃん・お婆ちゃんの調理の様子も見れる。チジミやチゲなど定番メニューから豚の串焼きなどスナック風のものまでけっこうバラエティに富んでいた。値段は普通の店より若干高く、w5000からw10000くらいまで値幅があった。

結果的にメチャ楽しめ、ランチを食べたりして3時間くらいウロウロしていた韓国民族村だが、実は当初の予定になく、ただ世界遺産の華城を見たかったのがスウォン行きの理由だった。ところがヒュンラン曰く「スウォンと言えばココ」というわけで、ぶっちゃけ偶然来ることになったのが韓国民族村というわけだ。でもオススメしたいくらい楽しめた。入場料も100円だし、しかもスウォンの駅からは無料のシャトルバスもあって便利だし。

PM3:00過ぎ、一同は韓国民族村を後にし、UNESCO世界遺産・水原華城へと出発した。

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昔のリッチな人の家
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ヤギ。目つき悪~
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ドラマの撮影風景
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フードコート
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世界遺産・水原華城
韓国民族村を出発した無料シャトルバスが、水原の駅に着いた頃はすでにPM4:00を過ぎていた。広い韓国民族村のなか、グルグル歩きまくったおかげで一同爆睡モード全開で、1時間のバス移動もちょうどいい休憩タイムだった。

駅からタクシーに乗り、水原華城四大門のひとつ南門(八達門)で降りた。ソウルの南大門や東大門と同じくロータリーのど真ん中にそびえる門だ。八達門をちょうど反時計回りに歩きロータリーを過ぎて、まず八達山のてっぺんを目指した。素人目でも、華城は日本の城とは全然違うタイプだとわかる。万里の長城のようで、城砦の城壁部分が城の本体のような感じがした。実際、城壁の中にある水原の街では普通に人が暮らしているし、路上駐車もたくさんあった。オラが街が世界遺産になるとは誇らしいことだろうが、その中で生活するともなれば、特別なことも日常に埋没してしまうだろうなぁと思う。ぶっちゃけ、世界遺産の城壁に立ち小便する酔っ払いもいるかもしれないし。…なんかヤだけど、そういうもんかもしれないし。

6つの門、4つの見張り台をメインにもつ華城、すべてのポイントはハイキングコースを進むように見ることが出来る。ただしアップダウンがけっこうある。一堂がまず目指した場所というのが、華城の最高地点・八達山だった。八達門そばから一直線に伸びる坂道・階段を黙々と進んだ。 けっこう急な坂で、どんどん口数が減っていった。すでに韓国民族村でパワーを消耗していたので、なんか普通以上に疲れたと思う。上に近づくにつれて、どんどん無口になるし、疲労のあまりすっかり静かになったミエ嬢は存在消滅?気味だった(笑)

頑張って百数十メートルの軽い登山をした後は、西南暗門、華西門…と城壁の上に続くハイキングコースを進んだ。城下に水原の街を見渡しながらの世界遺産観光だったが、外はPM5:00を過ぎて暗くなり始めた。しかも長い、歩く距離が。一度は復活したパワーだったが、次第に再びローテンションに。黙々と歩いた。結局、1時間以上歩いたところで、タクシーを拾って水原の駅に戻った。疲れた…


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ロータリーど真ん中の八達門
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八達山のうえにある西南暗門
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黄色い服きたおじさん
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城塞都市スウォンの面影
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豚焼肉のツキダシのオデン
歩きつかれた後、水原の街で食べた夕食が豚の焼肉だった。
名前は忘れたが、もともと豚肉が好きでないそちぷでも以外に食べれた一品だ。 韓国に来る度に、友達がサム・ギョプサルとか豚の焼肉をすすめてくれる。 日本じゃ絶対しないことでも、旅先だからということで挑戦してみると、意外とおいしいことがある。そちぷにとっては豚の焼肉がまさにソレ。めちゃくちゃ食べたいとは思わないが、例えばサム・ギョムサルはそちぷの韓国人の男友達が99.9%好物だと言う一品だし、そのおいしさは確かだと思う。

この日もヒュンランたちが、網の上で肉をハサミでジョキジョキ切って焼いてくれた。
ハサミが調理道具なのはわかるが、何度見てもおもしろいシーンだと思う。
ゴマの葉(しその葉みたい)の上に、焼いた肉・ライス・キムチとかをのせて巻いて食べた。
…ん、美味い。特に突き出しのオデン(カマボコみたいなヤツ)が。
なんでこんなに好きなんだろう?というくらい食った。
ほとんど一人で一皿食べきると、またおかわりが運ばれてきた。そしてまた食った。
ホント美味い。大好物かもしれない。実際、韓国では、カマボコ風練り製品=オデンというようだが、この際どうでもいい何がオデンであるべきかなんて些細なこだわりは(笑)シンプルに韓国のオデンは美味かったというわけで。

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ハサミでジョキジョキする豚の焼肉
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ゴマの葉に乗せて巻いて喰らうベシ
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ソウルへの帰路
たらふく食べた後、スウォンからソウルへ電車で帰ることにした。 スウォン駅から鐘路3街までの運賃がw1500、安ぅ〜。片道は約1時間半。

プラットフォームに入ってきた電車は、意外と混雑していた。 座席に空きはなく、つり革も少ししか開いていなかった。 ドアが閉まり、電車が動き出してしばらくすると、ぷーんと鼻を突く嫌な匂いがしてきた。悪臭を放つホームレスが1人いた。たまらず、次の駅で降りて別の電車に乗ることにした。それが正解で、次に着た電車は空いていたのでソウルまで座って行けた。PM9:00過ぎ、電車は鐘路3街に到着し、ひとり電車を降りて安宿へ戻った。仁寺洞キルを少しぶらついた後に、眠りについた。

明日はヒュンランのガイドでソウル観光、こりゃまた楽しみだ。

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