新村(シンチョン)バスターミナルから
帰国を明日に控えたこの日、久しぶりにひとり気ままにバスに飛び乗りソウルを離れることにした。目的地は世界遺産の地・江華島だ。
ナムサンのふもとにあるTOWER VILLEGEをAM9:00前に出発し、明洞駅へ向かう途中の街の雰囲気も特別なものはなく、すっかり韓国の町にも慣れた気がした。地下鉄で新村(シンチョン、ライン#2・駅#240)まで行き、7番出口から大通り沿いにまっすぐ歩き、白バイが止まっていた派出所の前をすぎたところに、江華島行きのバスターミナルがあった。初めての場所なのでゆっくり歩き、7分くらいかかったと思う。
それはバスターミナルというより、バスの駐車場といった感じだった。実際、チケット売り場も小さい。田舎のタバコ屋みたいなところだ。そこにバスが2,3台止まっていた。チケット売り場で切符(w4,400)を買い、指差されたバスに乗込んで一路、江華島に向かった。
|
江華島バスターミナル(外) |
江華島バスターミナル(中) |
|
|
江華華城
コインドルから再び戻ったバスターミナルで、今度は江華島華城の南門に行くことにした。タクシーで約3分、1,500ウォン。タクシーで150円って日本じゃありえない料金だな。
下車したところは、南門の前。ソレを見てちょっとがっかり。水原華城を見た後だから、相当物足りない。ぶっちゃけ、ただの門。観光客もゼロ。しかも水原華城と違い城壁の上を歩く道すら続いていない。江華島華城は門や見張り台をひとつひとつバラバラに見てまわらなければならないらしい。町の中にある南門は完全に町の一部になっており、普通に自転車乗ったおばちゃんが門をくぐっているし、門の近くも路上駐車がけっこうある。そんなものか…とがっくりしてバスターミナルまで歩いて戻ることにした。
|
江華島華城の南門 |
|
| |
|
江華島のジンセン
江華島の特産品が人参だ。
韓国料理だとサンゲッタンにはなくてはならない食材だ。その韓国人参がどっさり並んだ市場が江華島バスターミナルから徒歩5分のところにある。
市場の中は広い。裂きイカの足のようなジンセンの根がいたるところにある。壁には養命酒みたいなのもあり、漢方薬のような赤い箱が積み上げられていた。人参好きにはたまらないところだと思う(笑)バスターミナルから続く市場までの路上も、キノコや赤カブを売る出店が立ち並んでいる。実際買い物客もけっこういた。バスの待ち時間にちょろっと寄れるところだ。
|
ジンセン市場にて |
江華島バスターミナルの近くにて |
|
| |
|
|
|