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9月下旬のソウルの気温はすごしやすい。
朝晩は涼しくなるが、日中は半袖のTシャツで大丈夫だ。
夜も寝やすい気温だが、昨夜は風呂場の窓から侵入したらしき蚊がうっとうしかった。
あちこち刺されないように、薄手の布団をかぶってようやく寝付いたのだった。
AM8:00ごろに目が覚め、9:00前にはモーテルを後にした。
新林駅でスーとAM11:00に待ち合わせしていたので、
とりあえず新林駅の周りを歩いてみることにした。
新林はショッピングエリアで、飲食店もたくさんあるところだ。
PUMAやNIKEなどスポーツブランドのオフィシャルショップもある。
半時間くらいして、スーからビジネス街と聞いていた江南へ地下鉄で行ってみることに。
江南駅(駅#222)の改札そばにはベッカム様がいた。
駅出口の横にある大通りは坂になっており、チュソク最終日のビジネス街は閑散としていた。
街頭には太極旗も飾られていた。
坂をあがってしばらく進むと、約5分で隣の駅の駅三駅(駅#221)についてしまった。
そこで地図を確認して気づいたのだが、反対方向へ行けばソウル教育大学に行けたようだった。
また坂を下っていく最中では、アメリカンタイプのカフェがよく目に付いた。
ビジネス街ということでモダンな店が多いと感じた。
とりあえずZEPHER BEANSというカフェで朝食をとることに。
流暢な英語を話す店員が出てきてくれ助かった。
朝食後しばらくして、AM11:00の待ち合わせのため江南の駅へ戻り新林駅に行った。
スーと待ち合わせてまず向かった先は、チョンノにある昌慶宮(チャンギョングン)だ。
チャンギョングンにもチュソクということで、民族衣装をきた人たちがそこそこいた。
白と桃色や紺色など服の色使いがめっちゃきれいで、まさにKOREAN BEAUTY。
チャンギョングンもソウルにある王宮のひとつで、その敷地は広い。
ここにあるメインの建造物も平等院鳳凰堂のように左右対称の横長いものだが、でかい!
また建物敷地の入り口にある門から建物物までは、「王の道」と言われる黒い細い石畳の道が伸びていた。
チャンギョングンの敷地内は、公園のような広場もありそこで黒と白と青のパッチワークのようなきれいな鳥をみつけた。
鳩くらいの大きさで、ソウルでは珍しくないガッチという鳥とのこと。
とにかく早朝の蒲田を闊歩するふてぶてしいカラスより格段にかわいらしい。
スー曰く、ガッチは「幸運と吉報をもたらす鳥」だが、農作物の被害もあるとの事。
その後、チャンギョングンに隣接する宗廟(チョンミョ)にも行ってみた。
チョンミョはUNESCOの世界遺産との事。
広く平らな敷地内は芝生のグリーンと青い空、そして朱色壁と黒の瓦がきれいだった。
時計を見ると、時間はとうに昼下がりになっており、次は仁寺洞(インサドン)へ向かうことにした。
PM3:00、遅い昼食を仁寺洞(インサドン)でとった。
キムチチャーハンが美味しかった。
ランチの後、出店や土産物店が集中している仁寺洞通りを見物した。
チュソクの和?菓子、肩たたき棒(長さ50cmくらいある棒)、マグロかカツオくらいある飴の塊をけずり売るする出店などがあり、おもしろいところだった。
インサドンの次は東大門市場へ行った。
東大門運動場駅の近くにある「hello aPM」というショッピングモールで買い物することにした。
連休最終日のせいか、夕方のショッピングエリアは混雑していた。
hello aPMの各フロアは小さな店が区切りよく並んでおり、どの店も店員が「いらっしゃいませ」らしき韓国語を気さくに話しかけてきた。
とにかく服の数がすごく多い。オリジナルのデザインのようでここでしか買えないような感じだった。
若い店員が多いなか、おばちゃん店員の店で気に入った服を見つけたので値引き交渉を開始。
1回目26,000ウォンになり一度店をでた。その時に「また来るよ」と一言。
2回目22,000ウォンになり、「また来たんだから、もうちょっとまけてよ」と。
3回目20,000ウォンになり、Deal!
スーの通訳と、時折店員にかける片言の韓国語のおかげか、28,000ウォンの服が20,000ウォンになった!
買い物の後は、建大入口駅(駅#212)へ。
もうひとりのビクトリア留学時代の友人クンヨンと夕食に焼肉屋にいった。
ガルメジサル(豚の焼肉)、サキョプサル(これも豚の焼肉の一種)をつついた。
ソジュを初めてのんだが、とてもあっさりしていて、昔田舎のだんじり祭りで無理やり飲まされた日本酒よりずっと美味しかった。
クンヨンはビクトリア留学初日のクラス分けテストの時に知り合った。
当時、弟のニックと兄弟で留学中で優しい感じの好青年というのが第一印象だった。
今回の韓国旅行では、約半年振りの再会だった。
夕食の後、クンヨンは通学している建大大学を案内しれくれた。
建大大学は農業・バイオの分野で韓国で一流らしい。
キャンパス内はPM8:00を過ぎ街灯の光がともり、大きな池の周りのベンチはすべて学生(カップル)で埋まっていた。
クンヨン行き付けのカフェがチュソクのせいかしまっており、コンビニで買ったカップコーヒーを池のほとりで飲んだ。
池のほとりの木陰ですることは日本と同じだとクンヨンが、ご丁寧に説明してくれた(笑)。
その後、いったん新林に戻り車のミョンと待ち合わせ、夜のソウルタワーへむかった。
ソウルタワーにいった日本人観光客は多いと思うが、地元民の友達の話はおもしろい。
というのも、そちぷがソウル滞在中にあった人でソウルタワーに行ったことのある人は50%以下の確率だった。
そして、その50%の人はすべて釜山(釜山)やソウル近郊のいわゆる地方出身者だった。
だからかミョンも詳しい道順がわからず、同じ道を3回通っていた。
新林から南山(ナムサン)の頂上にあるソウルタワーにいくまで、結局2時間が経っていた。
ソウルが初めてのそちぷは、迷子も楽しかったけど。
ちなみにソウルタワーは韓ドラ「美しき日々」のロケが行われた場所らしい。
スー曰く「ここの夜景は世界一と言われている」との事。
ナムサンからの眺めは、目の前をさえぎるものがなく、山すその街の光がきれいだった。
結局、宿に戻ったのはAM1:00過ぎでソウル2日目、文字通り朝から晩までソウル三昧でした。
go on
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チュソクの映画館(新林にて)
江南駅のベッカム様
ラッキーバード・ガッチ
キムチチャーハン
東大門のhello aPM
ガルメジサルとサキョプサル
ソウルタワーと月
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