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9月28日(火)AM11:50韓国入り。
アシアナ航空で仁川(インチョン)国際空港に到着した。
広い空港で着陸後も数分間、飛行機は走行し続けた。
飛行機を降りて入国審査に向かった。さっそく、読めないハングル文字があちこちにあった。
火曜日の朝の入国審査場は、人もまばらでだだっ広かった。
パスポート・航空券を入国審査官に見せ、何も質問されることなく韓国入国。
到着ロビーを見渡したが、待っているはずのスーの姿が見当たらない。
スーとはビクトリア留学で知り合った。
クラスメートではなかったが、週に一回だけあった選択授業が同じだった。
ビクトリアでは、時々食事する仲だったが、その後トロントで再会し、ナイアガラへ一緒に旅行したりもした。
今回の韓国旅行は、最後に出会ってから約5ヵ月が経っていた。
そちぷが日本に帰国する前に、まだ訪れたことのない韓国に興味を持ったのは、スーの影響があったはずだと思う。
しばらく到着ロビーで待っていると、スーは友人のミョンを連れて現れた。ミョンは短髪でがっちりした気さくそうな青年だった。
今回の韓国旅行の前にメールでスーはそちぷのために英語でコミュニケーションがとれる友人を探していると言っていたが、彼がそうだった。
ミョンの車でホテルのある新林(駅#230)へ向かった。
空港からの道、チュソクのソウルは車もまばらだが、1時間以上かけて新林に到着した。
(新林の近くは渋滞していた。)
2時近くなったが、昼食のためレストランに車を止めた。
初の韓国本場料理、冷麺を食す。
ステンレスのボウルに入った冷たいスープに、キムチとかを混ぜて食べるのは普通なのかな?
とミョンに聞くと、「Yes, you can do it. But, I think we don't do it usually.」と。
でも、キムチ色に染まった冷麺は美味しかった。
昼食後、新林駅から徒歩約5分のところのホテル街へ。
そこは大通りから一本なかに入った通りで、ネオン看板が立ちはだかるところで少しHちぃ雰囲気がするモーテル街だった。
「モーテル=ラブホ」と思ってる人いますよね?
韓国の事情はちょっと違うようで、そういう面もあるが家族旅行でも使うあくまでも普通の宿泊施設としての面があるようです。
この点は、カナダやアメリカと似ていると思います。逆に、なんで日本だと100%Hちぃところになってしまったのか謎なところです。
3日間で70,000ウォン(約7,000円)のモーテルに決めた。
新林の駅でミョンと別れ、スーと地下鉄で昌徳宮(チャンドックン)へ向かった。
チュソクのために民族衣装を着た人がけっこういた。
特に着飾った子供が七五三のようで、かわいらしい。
最寄り駅の安国駅(駅#328)で降り、3分くらい歩いていくと立派な門が見えてきた。
入場料を払い、PM4:30からの日本語ガイドツアーに参加した。
バスガイドのような制服を着た韓国人ガイドが、チャンドックン内を案内してくれた。
鬼瓦のように屋根の上端にあるのが、龍の頭の形をした強いて言えば龍頭瓦。
チャンドックン内の建造物は、すべて平等院鳳凰堂のような左右対称の形になっており、
屋根のてっぺん部分は龍の腹のように横たわっており、ヨンマルという王のシンボルと見立てられるらしい。
「王=龍」ということでそのため女王のための建物にはヨンマルはない。
ちなみに「龍=女王の子」という考え方があるとのこと。
チャンドックンにはSecret Gardenがあり、ガイドツアーはそこでいったん休憩した。
結局、約1時間半かけてガイドツアーは終了した。
チャンドックンは広くアップダウンもあるので、けっこういい運動になった。
チャンドックンを出た後、明洞(ミョンドン)に出掛けた。
明洞(駅#424)を出てすぐ、Myeong-dong Streetがあり、人と出店で溢れていた。
まるで新宿アルタ前!
でも、屋台!屋台!屋台!新宿にはそこまで屋台はないぞ〜!
お約束の、グッチ!ヴィトン!プラダ!のバッグまで出店で売らてる始末。
ホット(スナック)、フレッシュジュース、おでんの屋台にはたくさん人が集まっていた。
おでんと言っても、卵も大根もちくわもない。
串に刺さったかまぼこっぽいものがどっさり、だし汁のなかにつかっていた。
お金を払い、各自で串を引き抜いて食べるシステムだ。
食べ終わった後は、串をテーブルの上に置きっぱなしてOK。
フレッシュジュース:3000ウォン、おでん:3000ウォン。美味。
その後、明洞から新林へ地下鉄で移動。
新林駅は、後日、ミョン曰く、彼らのうちでチョンノ、ミョンドンに次ぐショッピングエリアとの事。
駅前にはショッピングモール(ルネッサンスという意味の言葉らしいが、名前忘失。。)もある。
4番出口から3分ほど歩いたところには、小さな店が集まったアーケード街もあり、あえて言えば「新林マーケット」といった感じだった。
明日の予定を喫茶店で話しながら、オミヤという韓国式 5 taste teaを飲んだ。
このお茶、茶といいながらもきれいな朱色をしていて、あっさり甘めの味がして美味しかった。
その後、ちょっとHちぃネオンがきらめく道を進み、宿泊するモーテルに戻った。
モーテルのフロントで、「アンニョハセヨ」といっただけで、おばちゃんは鍵をくれた。
今回の韓国旅行をとおして思ったことだが、韓国語が話せなくても、親切に相手してくれる韓国人は多かった。
後にチェジュでもモーテルに宿泊したのだが、そちぷの場合、すべてのモーテルの従業員は日本語も英語もわからなかった。
だけど、皆親切だった。
そちぷの韓国語はガイドブックに乗っているなかで、さらに必要最低限のマイチョイス程度。
フレーズを言うだけで、相手の返答に返事することは99.9%できない状態だった
でも、誠実さや親切というのは率直に感じた。いい国民性だな〜と思った。
以上、ソウル初日。
go on
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キムチ色に染まる直前の冷麺
安ホテルよりお得なモーテル
チュソクの昌徳宮にて
龍に見立てられるヨンマル
屋台のおでん
オミヤ(Korean 5 Taste tea)
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