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ソウル滞在最後の朝、新林の駅でスーと別れ地下鉄で金浦(ギンポ)空港へ向かった。
金浦空港駅(駅#512)の改札口をでて、左へずーっと進んでいくと空港に到着。
エスカレーターを上ったところに、アシアナ航空の案内ガイドがおりチェックインも簡単。
空路、韓国のハワイ・済州(チェジュ)へ。
飛行機が着陸態勢に入ると窓の下には海がどんどん近づいてきた。
AM10:30、海に隣接するチェジュ国際空港に到着した。
空港内の観光案内所で宿のことなどを教えてもらい、とりあえず#100のバスで総合魚市場まで行くことにした。
旧済州のなかでも塔洞や総合魚市場の近くには、ガイドブックに記載されていない宿泊施設がたくさんある。
だいたい値段も安いとの事。総合魚市場のところバスを降り、しばらく歩くと清潔な感じがするモーテルを見つけた。
「アンニョハセヨ」「ハルヨ・オルマエヨ」と受付のおばちゃんに言うと、30,000ウォンと紙に書いてくれた。
釜山(釜山)に向かうフェリーターミナルに近いし、英語も日本語も話せないおばちゃんが親切そうだったのでここに宿を決めた。
荷物を部屋に置いて、フェリーターミナルへ釜山(プサン)までの乗船券の手配に歩いて向かった。
韓国海軍の施設に隣接するフェリーターミナルは田舎の港という感じだった。
観光案内所も中にあり、2人いるガイドは日本語で観光のアドバイス・乗船券の手配を手伝ってくれた。
そのうちの1人には、「ヤキュウ キンテツタイヘンデスネ、イマ。」などとプロ野球の合併問題を突然ふられたりした(笑)。
乗船券の手配を終え、フェリータミナルの前の道にあるバス停(ターミナル出口にはタクシー乗り場しかない)から、
市外バスターミナルまで#100バスで移動。けっこう距離があり30分くらいかかったと思う。
市外バスターミナル前でおり、近所のパン屋で買い物。(市外バスターミナル近くにはコンビニがなかった)
ここからチェジュ島反対側の西帰浦(ソグィポ)まで約1時間バスの旅に。
PM2:00前、正房瀑布(チョンバン・ポッポ)へいくため、運転手がソグイポ市外バスターミナル手前で降ろしてくれた。
そこからタクシーでチョンバン・ポッポまで1,500ウォン。
海沿いの道(崖の上)を進んでいくと、海の目の前に高さ23mの滝が岩壁に張り付いているように見えた。
滝の下は近くまで行くことができて、水しぶきがピチャピチャとんできた。
滝から海までは目と鼻の先で、滝だけでなく、ここから見る海の景色はきれいだった。
ソグィポは滝で有名なところで、この後は天地淵瀑布(チョンジヨン・ポッポ)へ行った。
整備された山林公園のような敷地内を歩いていくと、静かな山の中の滝が水をドボドボと滝つぼへと注いでいた。
チョンジヨン・ポッポは滝以外にも、山と川の織りなす景色や、テウ(昔のイカダ)があった。
またバスできていた団体客が多く、バスの駐車場前にはレストランが並んでいた。
バス乗り場を海のほうへ進んでいくと、港町で漁船がならんでいる。
海岸沿いの道路には椰子の木が植えられており、南国ムード漂うところだ。
5分ほど歩くと、潜水艦乗り場に到着。いざ初体験することにした。
まず観光船に乗って、潜水艦の乗り換え場所まで移動。
(最初、その無理だろ!というような観光船が潜るのかとちょっとドキドキしていた。)
この潜水艦ツアーのお値段は49,500と宿代より高いのだが、
潜水艦の前で記念撮影して、下船時にはお土産としてくれたりしてサービスはなかなか。
(遊園地みたいに後で売りつけるのかなと思っていたのでちょっとうれしいびっくり)
マンホールのふたのような入り口を梯子でおりていくと、側面の丸い窓に向かって皆座る。
潜水艦が潜り始め、海中の岩場のサンゴや魚がちらほら見え始めた。
しばらくすると、ダイバーが窓の外に魚を呼び寄せて、手には伊勢海老をもっていた。
潜水艦内でも、ガイドは乗客の記念写真をとっていた。
約40分のサブマリーン体験だったが、昔読んだ原子力潜水艦の漫画「沈黙の艦隊」気分を満喫した。
でも、やっぱり外の空気が美味しかった。
潜水艦をおりて港にもどり、チョンジヨン・ポッポのタクシー乗り場へ向かったが、
タクシーが見当たらないし、小雨が降り出してきてしまった。
観光案内所にいくと、日本語で応対してくれた。
ソグィポの市外バスターミナルにまず行って、そこから済州市の市外バスターミナルまでいける様に、
バスの運転手に見せたらいい韓国語を書いた紙をもらった。
それにしてもソグィポの市外バスターミナルは小さい。
運転手にメモを見せなかったら自分では見落とすくらいTiny。
小雨が降るなか山を越え、バスは約1時間半かけて済州市に到着した。
その後、済州KALホテル前までバスで行き、総合市場や東門市場をのぞき南門路を港方面へ進んだ。
総合魚市場近くには海鮮料理屋が軒を並べているが、もろに地元民の店という感じがしてけっこう入りづらかった。トンカツ屋で夕食にして、その後、散策しながら宿にもどった。
こうして済州の初日が過ぎた。go on
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済州国際空港に到着
1泊30,000ウォンのモーテルの部屋
正房瀑布(チョンバン・ポッポ)
天地淵瀑布(チョンジヨン・ポッポ)
潜水艦乗船。天地淵瀑布そばにて
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